SAMURAI7・20話。子安新天主の底は見えない。農民と野伏せり双方の手綱を押さえつつ、なにかそれだけにとどまらない思惑が感じられる。言うことがいちいち誇大妄想的なラインから外れており、それだけにあの口調で言われるとすげえ胡散臭い。上手いな。


一方のサムライ組はというと、カンベエはまだ動かない。レクター博士ばりにいつのまにか針金みたいなのを掌中に忍ばせてるのはいいとして、処刑の瞬間まで時を待ったのはいかなる理由にや。キクチヨ・カツシロウたちのドタバタが面倒なことにならねばよいが、ってとこで続く。


うーんまあ、ストーリィ的には特に言いたいことも無いんだけど、農民と米の扱いに怒るキクチヨさんの描写はどうかと思った。あんたが一番米の大事さを知ってる男でしょうに、激情に任せて米を無駄に撒き散らしたらいかんでしょうよ。言うてることとやってることがちぐはぐだぞ。