ケロロ/侍

ケロロ軍曹。梅雨の恒例、あの時ケロロとニョロロの話。今回は何故か知らんが「ゴジラ対メカゴジラ」のパロディでメカニョロロ登場の巻。…ちょっとツインテールも入ってるような気がするが、これはまあ元デザインがそうだからな。


ケロロがトクサツ映画を撮るのでヒロインオーディションしますよ、という状況設定だけで、かなり楽しいことになるのはやっぱキャラ各々がシッカリしてるからだろうなあ。特撮パロかと思えばいきなりのライディーンも。…コーヒーのCMで流行ってるからかしらん。


結局メカニョロロは活躍しないのか、と思ったら後半でペットロボになりました。ムリヤリなテニプリ合戦をしつつ、地球の危機を救ってメカニョロロは去ってゆく。15分にしてはえらい詰まった内容で、押すなよボタンとか逃げ足の速さとか、伏線もキレイに効いててなかなか感心。


今回また、動きが小気味良くて見ごたえありましたな。うん、楽しかったですよ。


SAMURAI7・11話。村にたどり着く御一統だが、早速の歓迎とは相成らない。侍たちを嫌う者、野伏せりたちに輩を売る者、まるで闘う気の無い者。農民たちは一筋縄ではいかず、また一枚岩でもない。…この辺は今後繰り返し語られるテーマだろうな。


さて、カツシロウは初めて人を斬る。血漿代わりのパワードスーツのオイルが生々しくて良かったが、人斬りに至るそのキッカケがちょっと勢い不足なのが残念かな。あないアッサリでは、斬ったショックのタメがちょっとうそ臭い。


侍アニメなのに案外チャンバラのイメージが弱い本作だけど(飛び道具合戦になりがちなのでね)、野伏せりとカツシロウの剣戟は短いながらいい殺陣でしたね。実力差のある切り結び、って感じが良く出てましたな。…それだけに、何で勝の字が勝っちゃったのかイマイチ説得力が無かったんだけど。