調べずに書くからこういうことになる

●これは単なる印象なので的外れかもしれんが、と予防線を張っておく。あのね、最近のゲームにおける3DのCGキャラって何故にあんなそっくりなの? あの大作RPGもこの人気アクションも、全く別の集団が作ったキャラのくせして妙に似ている。


「そりゃ現実の人間がお手本なんだから似るだろ」とは仰いますが、そうか? あれはリアルか? カッコイイし美しいし感心はするけど、あんな顔で現実だったらヘンじゃない? 


その感覚は、そうねえ、例えばアニメに興味のない人が各々のアニメキャラがみな同じに見えるような。あるいは少年マンガ一本槍の人が少女マンガキャラの見分けがつかないような。そういう類型性があるような気がする。


興味深い点が2つ。3Dキャラの類型性は在来の、例えば「アニメ的」な特徴から少し離れていることと、またその歴史がごく浅いのにかなり固定化されてきているということ。うーん、元ネタっぽいケースがかつてどっかにあったのだろうかな。


洋ゲーについてはさらに無知なので、海外のケースについて見てみたら手っ取り早く判るのかもしれないな。アチラでも同じようなイメージのキャラが多いなら、今の技術で最適化するとあんな感じの造形になってしまう、ということになる。そうでないなら、その文化ごとの「3Dキャラテンプレート」があるのだろう。なるほど、なるほど。


…などと言いつつ、今改めて3Dキャラを総括してみたら「何だよ、全然傾向なんかないじゃんか」という可能性もあるので、上記の記事は全て無かったことに。じゃ!!