●キャプテン・アース・3話。先週やらかしたアレによってダイチさんたちは手錠拘束されてんのだが、司令権限でその拘束を解除するどころか「お前ら4人ウチに住め」ってことで若い男女が共同生活のご一幕である。ここにきて草尾メガネさんはソルティドッグ内でも少々立場が悪くなってきてるのもあり、かなり強引にダイチさんの「処理」を敢行するに至る。そのエサは父の仇のキルトガングであり…っちう話。
ダイチさん絶体絶命ってとこに出現した新たなキルトガングに助けられるワケですが、ははあ…これはテッペイさんがその正体なワケね。敵さん夫婦がリビドー注入！ つってる代わりがハナさんの歌ってことでいいのかな。にしても鈴村兄さんが「アルビオン！？」と喜んでるその顔面にワンパン撃破、という流れはなかなか面白い、というかかわいそうというか。この調子だとあの敵夫婦も向こうで立場悪くなっていきそうだなあ。
上記の通りメカ戦はテッペイガングによるワンパン決着なので少々物足りない感じ。戦闘より出撃シーンの合体バンクの方が長かったんと違うか、ってな雰囲気もあったりしてね。そんかし主人公サイドのキャラ的日常風景とか関係性とか、その辺のネタがくさぐさ盛ってあって見所となっている。自称魔法少女のアカリさんは司令の娘ですか…結構味のある性格してて使いどころ多そうなキャラではある。ハッカーだからウィザード→魔法というネタだろうけど、これホンマに魔法少女であるという展開もアリっちゃアリやな。あとソルティドッグの連絡用ひみつどうぐが糸電話なのはちと笑った。先端技術を駆使してんだろうが、アチラさんも妙なセンスあるねェ。
●ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース・3話。カリスマ！ ってことでのりあきさんから肉の芽を引っこ抜いて味方に加えて旅立つまでのお話。相変わらず余裕持ったテンポだなーと思うが、考えてみれば他のアニメ作品に比べても別にそこまでゆったりした話運びでもなく、これはひとえに前シーズンの早いテンポと比較してるからではありましょうな。でも荒木マンガのアニメ化としては、前シーズンのあの畳み掛けて押し付けるような勢いは割と合っていたように思える。独特のヘンテコリンな表現や台詞も勢いで一気に流してしまえるしねえ。…ま、それはともかく。
とりあえず旅の始まり、前置き終了って辺りなんだけど、序盤の有名なシーンや台詞が今回もそこここにあってそういう視点でもなかなか面白い。ラストの4人勢ぞろい、往年のダークダックスとかボニージャックスみたいな並び方が妙に味わいがあるわな。序盤はキャラも能力もいささかブレがあったりすんだけど、スタープラチナがハエの模写してる辺りも味がある。なんかこう、うーんちょっとまってね今細かい仕事してるからね、みたいな庶民的かわいさというかさ。…ちうかあれ、アニメではウェウェバエなのね。検索してみたら版やバージョンによってツェツェだったりウェウェだったりするみたい。まあ架空のものをお出ししておいた方がいろいろ安全だろうしな。
ラストの勢ぞろいシーン辺り、各キャラとスタンドをプレビュー風に紹介するシーンもベタな演出でかっこよかった。大川透、いちいちテンションが高くてよろしいねえ。上記ウェウェバエとかも、一応違和感無い様に演技して発音するのもいろいろ経験が要りそうだなーとか思う。実際に言うてみたらおもろい単語やもんなあ、ウェウェ。
