マジェプリ/ダンガンロンパ

銀河機攻隊マジェスティックプリンス・13話。OPEDが新規のものに。OPが前期と対照的にアップテンポなものになっててなんかカッコいいな。えー本編、新キャラ&新メカ登場の巻。ブラック役のアンジュさん、これまでちょっとだけ出てきてた雰囲気と違って、なんかすっげえ引っ込み思案で気弱なお人やなーと思ってたら二重人格さんでした、というね。サブタイの言うとおり孤高で高能力なエースさんであり、一旦キレてからの攻撃力と協調性の欠如具合は大概である。てェか我を忘れて敵を深追いの後トラップ的なものに誘い込まれるという流れにあって、結局ふっつーに押し破って勝利する、というオチは意外っちゃ意外。この辺、ロボアクションとしてもなかなか見所多くて面白かった。

まあともあれ、今まで1クール通して協調性の上がってきたザンネン5の関係性に一石を投じる存在ではあろう。なんつーか、この人はこの人で確かにザンネンキャラではありますなあ。そらラストでリンリンも飴玉くわえたくもなろう。えー、んでもってこの人の性別問題ですけど、まあ順当に女の子だろうとは思いますが、アレで男の子でもそれはそれで。つーか男と女という別人格だったりするのかしら。その場合「引っ込み思案が男」というのもアリだと思います。思います。うん。

元祖ザンネン5で言うなら今回はケイさんかなあ。対イズルさん方面への特化具合がますます顕著になりつつあり、お休みの日に何してたという話題を中断させられて「今度また聞くから」ちうたり、アンジュさん歓迎会で「イズルが言うならやる」ってな勢いだったり、もう押せ押せムードではある。これでイズルさんは朴念仁キャラなのがザンネンですわなあ(ケイさんにとって)。あとイズルさんが攻撃的モードのアンジュさんにマンガの感想訊いた時のキッツいダメ出しに笑ったり、あるいは同情したりした。マンガ雑誌編集者っすかアンジュさん。戦闘以外興味ないとか言うてませんでしたっけ?

●新番組・ダンガンロンパ。原作はゲームということだが、言われてみればキャラデザインやその性格など過剰とも言えるほどカリカチュアライズされてたり、すっぱりと割り切ってて判りやすい舞台設定だったりと、なるほどゲームっぽい雰囲気は感じられる。あるいはこのポップで軽いテンポは岸監督の持ち味でもあろうかしら。最近はこういうゲーム原作のアニメ化という位置に一定の評価を得てる感じですもんね、監督。

ゲームっぽいってのはキャスティングもそうですな。一般的なアニメのしがらみやらセオリーやらからはちょっとだけ外した、タイプキャスティング度合いが高すぎるメンツがそんな感じ。緒方恵美の少年主人公にワキがへきるだの石田だの沢城だの、というガッチガチな(かつ少々古い)センスは、この作品のノリに割と合っていると思う。目玉は大山のぶ代のゲッスい狂言回し・モノクマさんでしょうねえ。昔は割とヤンチャ系のキャラもやったはったし、あまり違和感はないかな。今回ラストの哄笑とか、何か楽しそうよね。

ええと内容ですが、お話のメインは所謂所のバトルロワイアルもの、それにタイトルからすると推理ものが複合してゆくのだろうか。どいつもこいつも突出した極端キャラの群れの中に放り込まれた一般人(という触れ込みの)主人公に、誰かを殺したらクリアできるというサツバツ学園生活を設定してさあどうだ、ってところの第1話。件の主人公・マコトさんは冒頭と中盤の二回も気絶してるんですが、これで実は夢オチでしたってんじゃないでしょうね。ま、それはともかく、今んとこそれほど視聴に不満不安はないかな。少し継続してみよう。