バクマン/ジャイキリ

バクマン。・21話。科せられた課題もクリアした、服部編集者の意気も得た、さァあとは近未来杯。象徴的なプロへの登竜門に向けて歩みを速めてゆく亜城木先生のお二人である。てことで、ヨーイドンのスタートラインに並ぶ面々のご紹介話。亜城木の二人と福田さんはなじみの顔ぶれ、中井さんは青木さんというちょっとツンケンした女性と組んでの参画。そして残る一人、問題のコージーさんですが…というね。


現在連載中の原作マンガでもめんどくさい新キャラが出てきているけれど、こうして見ると要所々々でコンスタントにそういうキャラを出してきてたんだなあ、と再認識する。コージーさんのマンガをナメた態度は「今までに無いタイプの対立者」であるし、それについて反感を覚える面々の気持ちもよく判るが…まァ、そういう行動も社会のアレですもんね。現実世界にて今までもよく見てきた状況ですしね。そして出版社側がイッチョカミなこの作品において、こういう要素を盛り込んでくるケレンというか勇気は確かに認めるべきでもある。…ま、成り行きはもう知ってるけどさ。それはそれとして。


にしても本家馬飼野康二さんはコージーのキャラについてどう思ってんでしょうかねえ。ワシ馬飼野さんについては作品からしか知らぬけれど、ご本人もあんなファンキーな人なんだろうか。原作の時点でNHKでアニメ化するとは予測してなかっただろうからこれは純粋な偶然だろうが、奇しくも忍たまと連続で「馬飼野パロキャラ登場アニメ」が並んでしまったのがちとオカシイ。…あと、まあ、はいどさんについては…(上で書いたようなことと関連して)いろいろあンだろうし、特に言及いたしやせん。ハイ。


GIANT KILLING・22話。前半終了、ここまで完璧に大阪ペースである。それはお互いのハーフタイムを見ても明らか。大阪は相変わらずのガチャガチャした活気のままであり、ダルファー監督はうんうんチミらそのまんまやでえ、とか思っている。一方のETUはどんより気味、みんな何か思うところあって沈んでるワケで…当然、タツミ監督を除いては、ですけどね。


監督は云、お前らちゃんと仕事してるよ? 大阪にはちゃんとダメージ与えてるよ? と。俺はこっから奇跡の大逆転をやらかすと本気で考えております、とムチャなことを言う。じゃあどーしたらエエんよ、ちうても今までどおりやれ、ワシお前らに何言うた? 楽しんで来い言うたやろ? じゃそれで。…楽しむってのは積極性の発露、そういう心理状態に居る選手は強いよォ、ってことらしい。前半まるまる費やして「ゲームを楽しむ」ための仕込みをしていた、ってことのようだが…まだもうちょっと課題は残ってるみたいっすね。てことで、次回はその残務課題たる夏樹さんのお話かな。なかなかスコンと勝てないチームではあるなあ…ま、そうじゃないとお話が面白くならないのではありますが。


あと何か、ゲーム外のサポーターの小競り合いも再燃の気配だなあ。この辺りの話はなんかジメジメしそうなのでちょっとアレなんだけどねえ。