練馬大根/Blood+

練馬大根ブラザーズ6話。今回は「細木モドキな占い師」というネタそのものより何より、その占い師をアテた坂本千夏の存在感に尽きよう。なんとまあパワフルな。あのエスニックなバカソングに聞き惚れかけましたよ。


うーんしかし、それ以外の歌部分はどうもヤッツケっぽかったなあ…毎度の事ながら。最後にヒネリもなく2曲突っ込んできたに至っては、なんだ尺余りか? と勘繰ってしまいそうな。


占いの結果に文句を言われた坂本細木が「何でも人のせいにして頼るな」と喝破したのは当たってるよなあ。そら仰るとおりです。ま、テメエが言うな、そんなこと言うのはこの口かこの口か、ってギャグでしょうけどね。


あとカラクリ刑事の井上さんは、確かに歌も上手いしエエ演技したはるんですがねえ。…折角の高飛車せくしい路線なのに、オホホホ高笑いがイマイチってのは惜しいなあ。


Blood+19話。エリザベータさんはついにその隠された素性を顕現させる。そう、中田譲治声の翼手として。…うむーん、それはキッツいなあ。中身はシヴ声のおっさんかいやい。シュバリエとか言ってますねえ。騎士、って何のだろう?


サヤはエリザベータ(シヴ声)からイヤ情報を吹き込まれ、レゾンデートルの崩壊を感じる。自分も敵の翼手も同じ種族であること、また大ボスは自分の妹であること。呆然とするサヤにリザ姐さん(シヴ声)は、詳しく知りたきゃ校舎裏(うそ)へ来い、と言い残して去るのであった。


一大転機な話なんだろうけど、まあその…大体見当もついてたし、正直劇的な展開だとは言いがたいでんな。がしかし、リザ姐さん(シヴ声)には多分初めての「ガチンコで強い敵」属性があってよろしくはありましたね。サヤの剣戟を片手一本で「フフン」と止めるとか、古典的でエエね。


一件。キタエリさん、フインキって発音すんのね。なんかちょっとタドい感じでキャラに合ってるぞ。音位転倒娘さんめ。