姫様拷問の時間です

●姫様拷問の時間です・5話。・川辺で焼きマシュマロ。そういえば焼きマシュマロというものを知ったのはいつだったかなあ。ガキの頃に見たゴーストバスターズのマシュマロマンが焼尽するあたりの解説とかで知ったのかなあ。スモアに至ってはついこないだ知ったしなあ。結局喰ったことないです。…それにしても姫様の屈しに対する表現力の豊かさよ。姫様のこういう感受性が多くの人(王国/魔族)に慕われる基盤何だろうねえ。知らんけど。

・一日二度目の拷問に苦悩するトーチャー。うまいもん喰ってサイッコーするようなアニメでちょっとエエ話っぽい構造に換骨奪胎する、そういうノリがこの作品の身上だねえ。あと帰り道、ワイヤフレームみたいなコンクリの網目みたいになってる崖の法面、山間の国道県道の風景としてすっげえ精度の高い描写で笑っちゃった。海外にもあんのかなあんなの。

・ママ師匠とサウナ。奇しくも本編ネット連載のテルマエと繋がってしまった。繰り返される「拷問なので特別に許可を得てタオルを巻いています」が、TVバラエティのパロディギャグと同時に画面状況のエクスキューズにちゃんとなってて上手いな。

・学校で肝試し。マジ戦闘描写とバカチン拷問とのバランス感覚がこういうとこに出てくるんだなあ、というマッドカイザーの存在ですわな。そしてその存在はそのまんまほったらかしである。めでたしめでたし。