バーディーウィング

BIRDY WING2期・最終話。アオイさんはダウン、イヴさんは根っから反社との繋がりがあるのでそこを今更言われても…という。そんなどん詰まり状況を打開する無茶な奇策はっていうと、アオイさんがイヴさんのキャディで共闘するという…無茶な奇策だな! そしてその共闘もてラスボス・ユーハさんとの死闘を演じる…かと思ったら結局ユーハさんも蚊帳の外で最後までイヴアオイのイチャイチャバトルで終わりました。うーん、そうね、いいんじゃないかな! すっげえ当馬のユーハさんはかわいそうだけど! あと専属キャディペアのイチナ/アマネさんもね! 

総評。言ってしまえばプロゴルファー猿から連綿と続くイロモノゴルフバトルなんだけど、プレイヤーがみんなお嬢さんであることや大時代的なバカ要素てんこ盛りであることなど、そういうテイスツは稲垣監督よりもどうしても黒田洋介脚本の方に原因を求めてしまうわな。作画などに潤沢なバジェットをつぎ込んでる感じでもないコンテンツで、いかにして外連味もて作品と話を際立たせるか…そういう思慮と努力が感じられる作品だった…というと忖度がいやらしいだろうか。でもまあ、毎度々々ムチャなヒキでどないすんねん、という楽しさは味わえたし、こういう作品がジャンルにあることこそが是なんですよ、ってのは声高に言いたい。うん、かなり好きかも。

でもいっぺん、イヴとアオイをガチガチに戦わせてやりたかったなーってのもあります。スクライド最終話みたいな? ダメ?