バーディーウィング/ヴィンランドサガ

●BIRDIE WING2期・2話。大会決戦日、強敵・湘南相手に快進撃のイヴとアオイだが、彼女たちそれぞれに別種の暗雲が忍び寄る…という感じ。アオイさんは監督の「魔法」によってスイングそのものが変質し、更に高みへと至るも謎の体調不良はつきまとう。イヴの方は多大な集中を強いる「オレンジ」の副作用として失った記憶を取り戻す。双方に関わってくんのがアオイさんの父・カズヒコの影、っつーかそれがイヴの父でもありましたというね。因縁の撚り合わせ方が往年の大映ドラマみたいだ。ついでに湘南の田村ゆかりのコーチもしてたらしく、何でしょうねこの人の因縁まき散らし具合。でもまあ、今までイヴさんが使ってきた各「色」のショットの上にレインボーショットがある、ってな少年マンガ的ギミックは好き。具体的にどんな技なんかはまだよう判りませんけどもね。

ヴィンランド・サガ・15話。アルネイズとガルザルは逃亡する。これを放置することは、食客たる蛇一党にとって破滅をもたらす。二人の先には到底平和はない。そんな状況を知らずとも不穏な気配を感じつつ、トルフィンとエイナルが交わす会話は、戦争と奴隷。…ここであの、トルフィン少年期の奴隷が出てくるのね。キャスト欄見るまで名前忘れてたわ…そうそうホルザランドでした。確かにあの見張りにおける二人の会話は重要なシコミシーンだったよなと思い出す。

しかしトルフィンのヴィンランドへの意思が萌芽したってことで、今回もまた重要な回だわね。とてもとても長く重い仕事になるけれど、それに釣り合うトルフィンの経験があるのも確かだしな。まあそういう壮大な目的の前に、アルネイズさんたちの話があるのだけれど。てことでサブタイの「嵐」。そういうことですな。