熱と寿司

●三度目のワクチン接種。二度目の時が結構キツ目の副反応でめんどくさかったが、今回は多少楽に思える。イブプロフェンによる解熱があまり効かなかった教訓を経てロキソニンで対処したのが良かったとこもあるかもしれない。それでも翌日わりとだるくてなにもする気にならず、一日部屋でゴロゴロとしていた。接種日の翌日に休みを取れという方針は今の職場のありがたいとこだが、有給使っちゃったのはちょっとアレだな。まあいいやアレだけど。

自炊メシ作る気にならなくて、昼飯にニンニク焼きそばカップ麺、夕飯作るのも億劫で厚着して近所のスーパーでパック寿司を買う。普段ならちょっと手控えるようなクラス(つったって所詮スーパーの寿司だが)のパックを3つほど選んで買ったら2000円超えた。…うん、俺にはこの程度を贅沢とする心理が分相応だ。

帰宅してパック寿司喰う。旨いのは旨いけど、やっぱ…アレやね、パックから寿司を直接喰うという行為はなんか心が豊かにならん気がするね。嘘でも皿に移して喰った方が良かったんだろうけどね。まあだるいんでね。しょうがないね。

●私がガキの頃、夜中起こされたら父ちゃんが漫画に出てくるような折の寿司を持って帰ってきてて、弟とじゃんけんしながら選び喰う、というイベントがごくたまにあったことだ。あの折の寿司はすげえ旨かった。普段ならガキの心にも食指の動かないイカ、これがとろみと粘度とうま味でたまらんものがあった。…大人になればああいう寿司を喰えるもんだと思ってたんだがなあ。そうはならなかったんだよ、だからこの話はおしまい。なんかだるいのでもう寝る。