ゲッターロボ

ゲッターロボアーク・3話。相変わらずSE・BGMの音響は軽いし作画的にもそこそこ荒いんだけど、「こういう話を見せたい」という確固としたディレクションと演出があるので「ゲッターロボ」のアニメとして割と成立している。大量のザコ、卑怯な敵、力及ばぬながら意地と力量を持った味方部隊、無茶苦茶な物量と技術でゴリ押しするマッドサイエンティスト、そしてゲッター。これらを過不足なくキッチリお出ししてくる、それだけでちょっと感心してしまうんだわな。メカは基本CGなんだけど、量産ゲッターが変形合体するのをノリとテンポで表現してんのがエライ。がちゃんがちゃん変形するの、割と違和感なかったぞ。あとアバンにて回想のお母ん・リョウに島本須美、これが最近とんと見ない/聞かない昭和ノリのヘッポココメディ演技しててすげえなーって思った。キメるとこはちゃんとキメるし、ヴェテランの力量さねえ。…今66歳か。すげえなー。