ワンパンマン/さらざんまい

ワンパンマン・8話。番犬マンとガロウさんの戦いはちょっとだけお見せして、あとは武術大会に襲来するゴウケツなる怪人とスイリューさんたちの話。人間としては規格外の強さであるスイリューさんが、ゴウケツさん相手に身と心を摺りつぶされる描写をほぼ1話分かけて丁寧に描くワケで。松風雅也の、軽薄なイケメン声から絞り出すような「助けてくれ!」の叫びまでの演技幅が見事。…割とどうでもいいことだが、怪人細胞を喰うシーンに規制っぽい演出がかかってて「まあキモいしな」と思ってたら後半フツーにみんなもしゃもしゃ喰ってたの、あれ何だろ。うんまあどうでもいいな。

●さらざんまい・8話。「つながり」をテーマとするこの作品にあって、ははあこうきますかという繋がりを見せる話。エンタと久慈兄のコンビも面白いが、カズキがそもそも久慈弟との出会いがかつてあったというネタはまた、いろいろとこじれそうですなあ…と思ってたらエンタさんが撃たれた。…普通なら何とか助かった、あるいは助かったが重い負傷を負ったとかそういう流れになるとこだし、そういう可能性もあるけど…イクニ作品だからこのまま死亡してもおかしないねんなあ。エンディングのそういう示唆も含め、フェイクかマジか判断つかないところ。あとあのヤクザ屋さんがいちいちどおくまん顔するのが気が抜けて面白かった。今の若い子にゃ判んないよ!