ワンパンマン/キャロル

ワンパンマン・11話。前半は引き続きガロウとA級たちの一対多、後半は主にVSジェノスとのタイマンバトルでほぼ全編アクションの話。一応大枠での主役はガロウなんだけど、サブタイ通りキャラ双方に背景と矜持が語られることで「どっちにも理がある」という扱いである。それは後半登場の怪人協会たちの、単なる悪役というレッテルと対比になってるかな。ガロウVSジェノスは流石にS級のジェノスが押している展開で構築されてるのだけど、ガロウが連戦後+ケガ+毒デバフという状況下なので「万全なら互角以上なのでは」って感じもする。まあ強大な主役のサイドキックだとこういう役割になりがちだわなあ。ともあれ、ジェノスとの戦いは凝った作画やダイナミックな動きも多くて見どころになってた。噴射でバカンと起き上がるジェノスの絵がよろしい。

●キャロル&チューズデイ・11話。チューの手がやけどするわ審査員にアーティガンが居るわとハンディキャップ戦を強いられるも、その不安定さがナイーヴな魅力になっちゃったという流れはなんか少年マンガっぽい。しかしシベールさんのストーカー行動ひとつでキャロチューんとこもアンジーんとこもなんかギクシャクしちゃってるし、悪い意味で効果的だなあ。とりあえずシベールさんが当局に押さえられたことで当面の危機は去ったと思いきや、本命のお母んの手が伸びる…っちうね。直前にちょっと文句言っちゃったキャロル、面と向ってごめんなさいを言わなきゃ、っちうフラグが立ちましたな。