ワンパンマン/キャロチュー

ワンパンマン・2話。このシーズンメインの話であろうガロウさんについてはまだ状況の基盤程度。てことはサイタマとの関りはほとんど無い。今回の話はB級トップのフブキさん、彼女は自分の派閥形成と新人つぶしでのし上がっている、ってのがなかなかめんどくさい。理屈無しの強者であるサイタマにとっては考慮の及ばない人だろうなあ。結局彼女の鬱屈をパワーでぶっ飛ばして解題、めでたくぐだぐだ仲間になりました、ってとこでシメ。上で「めんどくさい」と書いたけど、彼女の立場からするとサイタマこそめんどくさい人ではあったんだろうけどね。

●新番組・キャロル&チューズデイ。渡辺信一郎の新作で、音楽とSFというセッティングでもってゴリゴリに高品質な精度で上げてくる…という、「らしい」作品。家出のふわふわしたお嬢様とハネッカエリの町娘が主人公、それに飲んだくれの元音楽関係者に大資本と技術付のライバル娘、という状況設定もチャッチャと済ませる。とにかくウリである音楽シーンがすっごいめんどくさそうなシーンで、かっこいいんだけどまず「大変だろうなこれ描くの」と思ってしまった。ガイドになる実写シーンでもあるんだろうけど、それにしてもねえ。毎度この質の音楽シーンをお出しするのは大変だよこれ。うん、てことで、これは気になるわな。期待しつつ視聴継続してみたい。