外縁部の異端

●スーパーの惣菜屋でメシのアテに鶏天買う。帰ってきてビール飲みつつ鶏天喰ってたらなんかやたら軽量のがあって、かじったら中身が無かった。衣だけでカリッと揚がって形状を保ってたので購入時はパッと見ィ判んなかったんだな。グラム当たりで買ってるのでそれほど損をした感じはしない、というか逆に「あ、これ当たりだ」って印象もある(いや当然中身が空っぽのばっかだと金返せとは思うだろうけど)。カリカリしておいしかったしね。

何でしょうね、こういう感覚は割と普遍的なものだと思うんだけど、例えばかっぱえびせんでたまにやたらちっこくて揚がり過ぎのがあったりするじゃないですか。固くて味が濃いようなアレ。あんなんとかに時々行き当たるとなんか得した気分になる。当たり外れという範疇から外れるけど、アメリカンドッグの根元んとこのやたらカリカリしてる衣とかも似たようなカテゴリかもしれない。

●とまあ、そういうのの集積体みたいだなと思ったのが同じく惣菜屋に売ってた「鶏皮の唐揚げ」なんですけどね。肉的な実体部分は希薄で端っこのオマケみたいなのを寄せ集めた商品、というか(失礼だな)。これが旨くて結構安いんだよな…絶対身体に悪いと思うけど。