おそ松さん

おそ松さん・20話。小ネタ集でご機嫌を伺うの巻。結構諸々詰め込んでたけど正直なとこ印象は弱かったかなって感じはする。一発ネタありきの投げっぱなしってのはこの作品の芸風ではあるんだが、その一発部分がそんなに強くない(起承転結の「起」程度のもちゃがりでしかない)のが多くて、「やられたな」ってよりは「それだけか」って感想が出がちだったりした。…でもその中でも「確定申告」「花粉」「チャントシター」辺りはなんか好き。確定申告の「何が確定で何を申告しとんねん」って感じは割とよく判る気がするのは、自分がそういう経済活動的なものがすっげえ苦手だからだろうなあ。あと「花粉」スキットに限っては、特定の層に対してとんでもないアピール力があったのではないかと思う。負の方向だが。あの絵面見て本気で背筋寒くなった人はそこそこ居るだろなあ。オチはちと苦しい。

ロボ発進シーケンスのパロディであるチャントシターネタは、いちいちこういう動きをするであろうという「カッコいい発進モード作画」がなかなか凝ってて、その一点突破で割と許しがちになる。われながらチョロいよなあ…いいじゃんこういうのに弱くてもさ。所詮ガキなんだよワシ。