正解するカド

正解するカド・2話。時間はちょいと遡り旅客機があのデカい立方体に飲み込まれたその日以来、中では何が起こっていたか。どうやらこの物語の主役らしき進藤さん、都合が良いというか何というか世間的に「タフネゴシエイター」として有名な方だったらしい。彼がこの世ならざる存在のヤハク…ヤハ…まいいや、ヤハさんといかにして交渉し、状況を進めてきたかが見所ってとこだな。

ヤハさんの目的は「世界の推進」らしい。その目的がどんなものであれ、どうもはいこれどうぞで済むようなもんではなさそうで、その為に進藤さんがいろいろと策を練っている、ようだ。これに対して人間側(?)でもキャラの強いお人を用意するみたいで、てことはそんな交渉自体が物語の骨子となるってことかしら。そこで勝負できるという判断はそれこそなかなかタフだけど、この作品の語り起こしを見るだにちょっと期待しても良さそうな感じがある。どうでしょうね。

巨大立方体に取り込まれた旅客機まるまる、これが元に戻るのに一月ほどかかるとの言葉。さて、これって何かこう…本当に「もとのまま」戻るのかどうか怪しいなとか思う。ひょっとしてそれは、一旦分子原子段階までバラしたものを再構成してるとかそういうこっちゃないだろうね。ワタシ個人的にはそれでもいいやと思うけど、バラされた人の中には深刻なアイデンティティの危機に出会っちゃう人もいそうですけども。まあそれはただの予測。これから先の楽しみってことで。