バック・アロウ

●バック・アロウ・3話。なんだかんだあって、お仲間達は一つの大きな船…ホワイトベースというかソロシップというかアイアンギアーというかゼラーナというか、そんなんを手に入れる。バックアロウさんの目的は壁の外に出ることだが、それ以外の村人たちにとってはこれからの目的はそれほど定かではない。がしかし、この立ち位置を得たことで、周囲の国全てから狙われることになったワケで…というね。ここまでで物語の大まかなセッティングは完了ってとこだろうか。結構な詰込みテンポでありいささかせわしないが、飽きさせないってのは美点。何よりバックアロウさんの鷹揚で無茶な前向き具合がかなりエエ感じで、小さいことを気にしてもしょっがねーかなって気にもなる。…しかし今回のサブクエスト、大統領も部下のテンガロンも、ついでに言えばこっち側のビットさんも、非常に小市民で小悪党な器の小ささがとてもいい。谷口キャラっぽいし中島っぽくもある。いいねえ。あと凱帝ってんですか、堀内賢雄がジジイ声出してんのが楽しそう。これひょっとして若返ったりする展開もあるのかな。