リトルウィッチ

リトルウィッチアカデミア・2話。晴れて魔女学校の生徒となるも基本的にスットコドッコイなので先が思いやられるアッコさんである。元気とやる気だけはあるが、逆に言えば今んとこそれだけ…いや、シャイニーシャリオの杖もあるんだけど、その杖もあんまり安定しないようで。そのシャリオさんの成れの果て…いや行く末…まあその、今の姿らしきアーシュラ先生もどうやら学校内ではいささかポンコツ教師として見られている様子。どちらも学園の歴史きっての才媛、ダイアナさんとは対照的である。さてそのダイアナさん(とその他2名)であるが…という話。

いかにもエリートで主人公たちの対立者っぽいダイアナ女史だけど、どうもその本質は別に根の悪い人物ってもんじゃなく、自己をキッチリと律してきたことによる頑なさ・厳しさっぽい感じっすね。アッコたちが記念樹を救ったことを言い出せなかったのも、校長を筆頭にしてダイアナさんに大きすぎる期待と信頼の視線を持っているというちょっと気の毒な状況があるようだ。ま、見た人に希望をもたらすあのちょうちょを見たことで、彼女にもなにがしかの安寧があるとよいのだけれども。

今んとこアッコさんはその気質(と杖)以外あんまりウリが無いんだけど、シリーズが進むにつれて彼女独自の「何か」を見つけていることになるんだろうな、ていうかそうなって欲しいもの。スーシィは毒物で、あとロッテはあれ精霊技術なのかしらね。あと音楽いいなあ、木管金管弦楽でちょい古風で王道で…と思ったら大島ミチル。繊細さも豪快さも持ち合わせてる人だけど、こういうベーシックなファンタジィにもよくフィットしてますね。