ジョジョ/オルフェンズ

ジョジョの奇妙な冒険・27話。宇宙人ミキタカさん登場。ジョジョの奇妙な登場人物は数あれど、この人はその最右翼に近いとこに居るキャラだろう。変身能力からして明らかに普通の人間じゃないんだが、それがスタンドなのかマジモンの宇宙人なのか最後まで判んない。その場のノリでミステリアスな要素をぶっこんでったら出来上がった、みたいなお人なんですけどもねえ。

仗助は彼の変身能力を知り、それではとやらかすのが「狸賽」だってのが実にこの人らしい。重ちーのときにもまず金儲けのアイデアだし、何というかある意味おじいちゃんの血筋ではあるよな。そしてその目論見はミキタカさんの(どこまでマジなんかよく判んない)性格と知識限界のせいでエライことになる…って、また中途半端なとこで続いたな。やっぱ放送枠に合わせて筋を再構成すんの、なんか大変そうですねえ。

観光シーズンってことで仙台(みたいなとこ)からリゾートに人が来る、という辺のイメージ映像がすっげえ西海岸風味でちょっと笑ってしまった。日本じゃないよなこれ。あと「ミステリーサークル」と言おうとしてテリーファンクと言ってしまう億泰はかなり凄い。いや荒木先生が凄いんだけど、ようそれを結び付けようと思ったな!

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ・26話…でいいのかな。第2シーズンの初回である。これまでの功労が認められてテイワズの直系となった鉄華団であり、まあ要するに地場のヤクザ屋さんとなってテメエらんとこのファミリーを守るのである。なんかもう絵柄が前にも増してヤクーザガンダムであって清々しいくらい。しかし彼らの活躍とギャラルホルンの弱体化によって、世の乱れは進み少年兵も増えるに至る、ってのは皮肉なことではある。そしてそのギャラルホルンにてはマクギリスさんも階段の途中。こっちでも大川卿が出てきましたが、しばらくはこの人がマッキーの壁となるのかしらね。

意図的にだろう、荒涼とした火星の風景から最後にミカのバルバトスがドーンと出てくるとこまで、前期の1話と似たような構成でお出ししてきている。それだけに各々のキャラや状況がが1クールでどう変わったか、がよく判るというシカケ。中では結構キッチリとデスクワークもこなしてるらしきオルガさんが意外ですな。ワシがああいうの、苦手だからなー。んで今んとこ世界は相変わらず矛盾に満ちているようだが、その辺をひっくり返すのはクーデリアお嬢様の役目だろうね。成り上がり集団の中でどこまで登れるか。世界大統領にでもなりますか。

てことで、前期第1話ほどのインパクトこそないものの安定して面白い。絶対順風満帆じゃない彼らの旅だろうし、どこへ行くか判らない期待感と不安感もて楽しませてもらいましょう。…エンディングの鉄仮面さんは謎ですな。一体何エリオさんなのだろうねえ。

●あと新番組ではタイムボカン24ヘボット!の初回を見た。どれも結構エエ感じの1話でしたがワシの余裕があんましないので多分感想は書かないかも。中ではヘボットの、下ネタゲスネタ下らないパロディダジャレ、そのどれにも当てはまらない不明なネタ取り混ぜたノンストップな勢いにちょっと感心しました。感想は書かないけどこれは続けるかも。あとタイムボカンはガワラ敵メカはチェックしたいかも。