ジョーカーゲーム

ジョーカー・ゲーム・6話。満鉄あじあ号超特急殺人事件、つーかまあスパイ暗躍事件。櫻井声のスパイさんが超特急内で子供を相手にしつつ任務遂行する話。暗躍の相手がスメルシュであり、時代的に正しいしそりゃそうなんだけど、もうワシらの頭ん中には自動的に「あ、007だ」と刷り込まれてんのはしょうがないよね。スメルシュで列車となると腕時計ワイヤーである。ま、それはともかく。

状況発生してそれに対応する櫻井さん、流石D機関の人だけあって実にスキがない。目星をつけてトイレに入ったら人が死んでるのを見ても眉一つ動かさず次の行動を考え実行する、という冷静さ。また不確定要素の塊であるお子様たちをも上手い事使って状況打開に充てたり、ハプニングを演出して状況を進めたりといちいち緻密だ。脚本会議の様子が見てみたいねえ。あれこれ考えてんだろうなあ。

ギミックの一つが「世界最速の列車をもしのぐ最速伝達情報手段」であり、それは伝書鳩ですよというもの。ウィキペの「鳥類キャリアによるIP」を思い出したがまあいいとして。それを使ってもどうも最近D機関の情報が上手く行ってないなあ、ってことで再登場の武藤大佐による怪しげな会話をもって次回に続く。玄田と西村による上層部会話なんてもう、怪しいことこの上ないわなー! そしてやっぱり結城さんには負けるんだろうなって雰囲気もしますですねえ。