アクティヴレイド

アクティヴレイド -機動強襲室第八係-・10話。生徒会長の正体はロゴスの「バード」であり、そして何故か彼は自発的に官憲の手に落ちて組織の内情を喋り倒すのである。となればこれは何らかの企みがあるってことでありそれは案の定なのである。上手いこと日本の情報インフラを掌握したロゴスと、「目的を失った」ってことで解散してしまっているダイハチ。…そうねえ、これは自由な犯罪者と縛られた警察の対比の話なのだねえ。パトレイバーでもいいけどサムライフラメンコでもいいな。

ロゴスのミュトスさんには何らかの目的が(当然ながら)あるワケで、それは今まで彼のアルカイックスマイルの奥に隠されていたのだけれど…黒崎さんと覚えず交錯した銭湯にて、彼の超越的雰囲気がいささかなりとも崩れているってのが興味深い。何らかの感情を喚起するような、そういう場所・状況だってことですね。そしてそんなとこに居合わせてんのがキャラ的に真逆の黒崎さん、ってのがまたキモなんだろうなあ。

ミュトスさんとバードさん、この二人がいかにもマスターマインドっぽい会話してるシーンの、歯の浮きそうなイケメン悪役会話ぶりがすごくてなんかアテられてしまう。そばで聞いてたら噴出してしまいそうだ。いやあ、カッチョイイっすよ? うんマジで。うん。