オルフェンズ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ・17話。偽りの革命を労働者どもに与えたのち圧倒的な力で踏み潰すという、「みんな目を瞑れー、よしじゃあやった生徒は手を上げなさい怒らないから」つった後でつるし上げる性悪先生みたいなことやってるギャラルホルンである。クーデリアさんもその狙いの一環として消費される予定であったのだが、どうやらそういうことにはならなそうで…ってお話。フミタンの死が(一応今んとこは)お嬢様の覚悟を促す方向に働いたってこってすね。これで名実共に革命の象徴となるのか否か。

ミカが彼女を「スゲエな」とか言うてるのが興味深く、また「イライラする」と自己の限界を思っているのも面白い。矢印としてはオルガ→ミカ→クーデリアですね。これでお嬢様がオルガに一目置けばめでたく円環、って1話2話辺りではそんな風情もあったっけか。まだまだリーダーとしては未熟なところもあるオルガだが、それを自覚しつつ周囲の人間にも恵まれているのがエエトコではある。今回だと報道スタッフを引き入れたビスケットの名参謀ぶりとかね。

一方ギャラルさん側だとガエリオさんは新たにガリガリくんというあだ名を頂戴するに至りました。マッキーの「チョコの人」といい、なんかお菓子づいてるコンビだな。