レコンギスタ

Gのレコンギスタ・23話。地球圏に戻ってきたご一統であるが、息つく間もなく各勢力入り乱れての混戦状況である。クリムさんとこのサラマンドラがキャピタルアーミーと月勢力に後ろから前から攻撃されて、何やかんやでかわしてたらいつの間にかアーミーと月がバトルしててなんかもう、笑ってしまった。お前らホンマ好き放題やな! 

んでベルリさんのメガファウナビーナスグロゥブは高みの見物であるが、戦いの灯にアテられた兵士の人がふらふらと誘蛾灯されちゃったので事態はエライことになる。Gセルフの完全装備であっちう間にやられてしまうロックパイさん、消し飛ぶ直前に腕と足を丸めておびえてんのがすげえ生々しくて、あー富野やなーとか思ってしまった。金星の人が事前にあんだけ言われてたのに、戦闘見てるだけで自分で巻き込まれに行ってしまうという流れの「リクツじゃない怖さ」もそんな感じ。

闘いで冷や汗かいて精神の均衡を失ってるベルリさんに、つぎつぎ声をかけて引き戻してるみんなの様子がよろしいね。カミーユみたいにならんのは本人の資質もあるだろうけど、こういう人間関係を持ってるってのも強そうだ。ケルベスさんのいかにもな兄ちゃん先輩ぶりが、実にホッとすることだ。

そしてジット団の残りはどうやらマスクさんとこと合流するようで。となるとやっぱこの辺りが次の、ひょっとしてラストのボスになるんかしらね。しかしバララさんちっこいな! 諏訪部のオカマさんがでっかいのもあるんだろうけど、並んでる絵だと巨人と子供だよ。かわいい。