弱虫ペダル

弱虫ペダル GRANDE ROAD・5話。敗戦のショックから「もうボクレースやめる!」と傷心の御堂筋クンである。んでもって自転車で京都へご:[]帰還の道すがら、小野田クンに出会ってしまったばかりに何か知らん気力取り戻してレースへと戻る。総北は総北で着々とアニメ感化されつつあるし…小野田支配体制と言うべきか!

まあパターンとしては(ワシが勝手に言うところの)イノセント最強主義ってヤツで、どんな狡猾さ悪辣さも純真な意図の前には屈してしまうというアレである。勝負としての問答をスルッとかわし、アニメの話から家庭の事情につなげて各人の精神性の根っこに触れる…ううん、これはマジでセラピーだ。いや、アニメ語りの辺は「あ、これちょっとイタいオタクの人だ」というあるあるネタではあるんだけど、そういう辺りが毒気を抜くに充分な人当りってことでもあんでしょうね。

それにしても石垣さんですよな。あんなけゴミカス扱いされといて、それでも御堂筋に土下座してまで引き止めたり戻って来ては喜んだり、女房役というよりは何というか反抗期の子供かかえたお母んみたいだ。あと満を持して呉広島の小物さんが出てきましたけど…関智一か! この兄ちゃんも東京出身のくせに関西弁とか広島弁とかいろいろやらされてんなあ。いや東京という割とニュートラルなスタンスだからこそいろいろやれるってことなんかしらん。