かなたよりアニメの声

●北米版の日本アニメを時々視聴したりするが、それにしても昨今、というにはもう結構な前から、英語版アフレコ状況も円熟充実してきたなあと思う。ワシの英語能力は貧弱なものだが、いや貧弱なワシでさえ「おー情感乗ってて上手いなー」とか「カッコエエなかわいいな」とか思えるようになって久しいものね。

そしてこれは屋上屋というか余計なお世話なんだけど、ある方面にちょっと上手すぎんかなとたまに思う。演技がいいのはともかく、すげえ似てんのよオリジナルの日本版アテレコと。似てんならいいじゃんってなもんだが、ワシ的にはべつにそこまで似せなくてもそれはかまわないんじゃなないかな、このキャラの解釈としてこういう演技が良いと思ったり、あるいはこの声優さんのキャラに合ってるから決めたりってなんでも構わないのだがとかね。その辺、今の状況ではファンの嗜好も厳しくて、そういう余裕や緩さが人気に結びつかないってのもあるんだろうけども。

とか言いつつも実はそこまで気にしているワケでもない。状況がそうならそれにあわせて多様性はできるものだろうしね。ともあれ、これからもバラエティ豊かなジャンルであるといいなと思う。

…ま、それ以上に問題は、アチラの日本アニメ志向がどこまで継続するかなってことですけどね。ローカライズにたくさんの人が関わる以上、ビジネスとして成立するくらいのファンが居らんとどうっしょーもねェしなあ。どうなんでしょうね、そこんとこ。