マシュマロ男

●何故か判らんがスーパーの店頭で急に欲しくなってマシュマロを買ってきた。今まででもそこにあれば当然喰うが、自分で買ってきたなんて初めてだと思う。ウチに帰ってきて3つ4つ喰って、うんうんこんな感じでもちょっと香料がうざいかな、と満足して残りを持て余し、ここで初めて「そういや西洋ではマシュマロって焙るんだよな」と思い出す。ガキの頃見たゴーストバスターズ、マシュマロマンが顕現した時にダン・エイクロイドが「ああ、キャンプでマシュマロを焼いた思い出…」云々という台詞があって、子供心に「ああこのおっさんはさくらんしてわけのわからないことをいっているのだな」と理解してて、アレはホンマに焼くんですよと知ったのはだいぶ後になってからであった。よしやってみよう。

適当な割り箸に3つほど串刺しにして、コンロの上で焙る。ほしたらこれ、案外アッサリと火がついてボッと燃えちゃうのね。吹き消せばすぐ消える程度の弱い引火だけど、これ何が燃えてんだろ。これやると一気に焦げちゃって様子がよくないので、コンロを弱火にしつつかなり離れた位置から焙ることにする。なんかエエ具合に焦げ色が付いたかなってとこで喰ってみたが、なるほどね。糖分が焦げたカラメル風味とほわっとした温かさ、内部のとろっとした食感で悪くない。確かにこれはキャンプファイアがあれば焙るのは定番となるだろうな。

…とやってもういくつか喰ったけど、まだ余ってんだよな。マシュマロのおもろそうな喰い方検索してみるか。とりあえず3つほど、冷凍庫に入れて凍らせ中です。