キャプテンアース

キャプテン・アース・18話。軌道衛星上にて束の間の交流を経験した後、地上へ降下するご一統。しかしそこに箱舟派の姦策が及び、降下地点はオーストラリアの砂漠ど真ん中。特に強大な力を持つってワケでもない彼ら地上ロボに対し、無人機にて攻撃を仕掛ける敵…お身内さんであるが…というね。

戦車の攻撃に対して結構なすすべなく押されてるエンジン。最終的には北斗ゲーでみたことあるような空中回転攻撃で一掃するというヒーローロボっぽい決着を見せるのだが、基本能力はあんまし高くないってのはこの作品のロボらしいかなとか思ったりする。現実の通常兵器の延長線上というとまた語弊があるが、まあどっちかっつーともっさい動きやよね、普段は。だからダイチやテッペイたちの力、有体に言えば主人公パワーが乗っかって初めて強大な存在となる。多分、そういう「主人公パワー」はかなり意図的なフレーバーだろう。なんつったってキャプテンやもんね、我らがかかげるリーダーはね。

人型ロボ対無人機軍団というちょっと変則的なカードなのだが、絵的にはなぜか結構濃い目の80年代風味なエフェクト作画。おもろいけどこういう札はロボ同士の戦闘回に取っといた方がエエんと違うか、とか思ったりした。あと前半でも重要な要素として配置されてるアカリさんという存在だけど、ずーっと裏方さんなのはちとかわいそうな気がするのでそろそろロボに乗せてあげても…って毎回言うてるような気がするな。なんかこうね、アタマがレドームになったような、ドラグナー3型というかアイザックというか、そんなんどうでしょうか。でしょうか。