●キャプテン・アース・2話。何か知らん記憶とか体とか運命とか、そんなもんに導かれてのロボ戦初陣である。当然ながら操縦も上手くできないダイチさんであり、よう判らん「魔法少女」のサポートで戦うのだが、まあやっぱし主人公だし最終的にはイヤボーンの陽性版というか、ほなやったろかいこのぼけー！ みたいな力パワーでワンパン決着。ここまでで前半、後半は彼と彼を取り巻く状況についていくつかの解説。敵の異星文明（あ、やっぱあの夫婦って宇宙人なのか）、つらつら出てくる専門用語、地球側のマスターマインドっぽい勢力、一枚岩ではない味方組織、その他諸々を吹っ飛ばして最後にブーメランで遊んで約束を果たすダイチさんはやっぱ主人公でんな。とまあ、そんな序盤話。
今回は初戦であり、また状況説明等に時間を割かねばならんこともあろう、ロボ戦アクションはそこまでの分量は無かった印象（それでも結構なリソースを喰ってはいるんですけどね）。予告見るに次回もダイチさんはハンデ戦を強いられるようだし、フルパワーでガッツリとぶつかり合うロボ戦はちょっとだけ先になりそうだ。主人公側の少年少女仲間は計4名ってとこのようだが、どうなんだろ、彼らそれぞれにロボが与えられたりするのかな。それとも4人が各ユニットに搭乗、レッツコンバインみたいな感じかしら。ま、それは先の話だろうけど。
てことで、未だこのアニメ独自のノリってのはまだ感じ辛いところはあるが、少なくともダイチさんのムダに落ち込まない前向きさは見ていて応援したくなるのでよろしいと思う。あのイヤミメガネさんは多分今後も役割上ビンボ籤引いてもらうことになるんだろうが、是非その流れで毎度ヤなこと言いながらしっぺ返し喰らったりしてほしいです。あとあの…ええとウェストビレッジ博士か、西村さんですね、坂口候一さんは芸達者だなあと毎回思う。こういうかすれた理知的声もイケるし、ジャック・ハンマーもやれるし、その上で本領はハタ皇子なんだもんなあ。スゲエや声優って。
●ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース・2話。前回のあらすじがくっついてますが、大川透のテンション高いな！ そんなに気合入れなくても…いやまあジョジョだし、せっかくだし、そのままでいいや。てことで運命の初日から続いて二日目、早速花京院の登場である。この段階では割とストレートな「ヤらしい悪役」そのまんまで、明らかに顔とかのデザインが異なるんですが、一応話の中での整合性を持たせる程度にワルワルい顔ですな。…ジョジョがハイエロ見た時の「取り付くしか芸が無い」とかの悪口が、今見るとなんか面白い。仲間になった後でこんなん言うたら傷つくやろなあ、花京院。
にしても、やっぱり前シーズンと比べるとずいぶんゆったりしたテンポではあるな。全部で何話の想定なんでしょうね。ここまでじっくりやるなら、ひょっとして中途のヘボ刺客とかも全部カットなしでやったりするんだろうか。ザ・サンとか、あの辺もやるのか？ まるまるカットしても問題ないと思うけどね。まいいや。
今回見所はセクシー保険医さんご乱心シーン。流石に万年筆目ん玉ぶっさしは規制がかかったものの、途中の動きといい恒松ねーさんのガチ演技といい、なかなか気持ち悪いレベルで力が入ってて面白かった。うん、こんなんに直面したらそら不良さんだってビビるわ。えーとあとOPとEDもお披露目となりまして、OPは相変わらずの神風動画ががんばってはりますけれども、イギー出てないのは何故かしら？ 途中でOP変更になるのを見越してだと思うけど、まさかカットってことはあるまいねえ。まそりゃ無いか。
