ノブナガン

ノブナガン・10話。前半はイヨ司令(とサンジェルマン)の過去。ワケも判らんまま土偶みたいな人に連れられて翻弄されて、この一大組織を作り上げるに至った波乱の人生…だけどまあ、基本ダイジェストなのでそこまでドラマチックな見せ方でもないですかね。まあこれで2話3話取られても話の遅滞が大きいだろうし、説明としては充分ではありましょう。…サンジェルマンさんはホンマ、謎の対人適性があるよねえ。不老体質なのもそうだけど、人たらしの才能が突出してますわな。

んでもって後半はお話の本筋、膠着状態の戦艦型侵略体をどうするかっつー話。ヴィドックさんが立案した計画に、信長さんの魂が「いやこれちょっとおかしおまっせ」とツッコミを入れる。この状況は敵本来の意図を隠す陽動であり、われら人類が採るべき作戦は別にある…というその内容は次週以降でしょうけど、その辺キッチリ気づいて動けるのは流石に主人公・ノブナガンであると言えましょうか。

あとあんなイヤゴトキャラな性格だけど、いや実際心中でブツブツ言うてるけど、計画の陥穽を(ノブナガンという青二才に)指摘されたら一瞬でそれを認めて立案をし直すヴィドックさんはなんかエライよね。ここでムダに対立するような流れも話としてあり得るだけにねえ。