ノブナガン

ノブナガン・6話。シオさんたち主人公の話はちょいとワキに寄せ、なんか知らん今回は第一小隊なむいひけるチームのサイドストーリーでご一席、ってとこっすか。侵略体サンプルを空輸中に悪天候により不時着、近場の民間研究施設に身を寄せようとしたらタイミング良く(いや悪く)めんどうなオッサンの暴走に巻き込まれちまいましてね、という話。

前半の不安をあおるシーケンスでは、カッチリとして真っ黒なカゲとか物陰からの実相寺アングルとか、この手の恐怖映画定番の演出を押さえて提示する。んで後半は怪しいオッサンのネタをばらしつつちょいとしたアクションシーンもあり、と。うーん、全体的に割とまとまった外伝話ではあるが、ちょいと唐突だったりしたとこもあるだろうか。雪に閉ざされた研究施設で得体の知れん怪物が暴走するっちうシチュエーションはこれ、物体Xとかのノリですかね。

第一小隊の面々は、リーダーのジェロニモとイジられ役のガウディと…えーとあとスーホさん? 白い馬の? ハーフトラックなバイクを生成して爆走する能力らしいので多分そうなんだろうけど、確かスーホって結構なマイナー話じゃなかったっけ。偶々日本じゃ教科書に出てくるからある層には膾炙してるけど。ま、知名度が強さと直結してるってワケでもなさそうなのであまり問題もないのだろうか。