独り肉日記

●ちょっとウチで料理する気分にならなくて、その上なんかガッツリ肉喰いたくて、割と衝動的に夕飯をファミレスのステーキに決める。最近は外食自体稀なのに、その上ファミレス。もう何年ぶりだろうファミリーレストラン。そんな名前の付いた施設に独り身のおっさんが上がらぬ風采をオーラとしてまといつつ乗り込んでゆく。夕飯にしてはちょっと早いかなという時間帯だったので、店内に居るほとんどの客はコーヒーや甘味などを嗜んでおられる中、ワシだけがステーキ300gにビールである。うん、皆さんの空気壊してごめんなさい。

…自分では割と小心者であると思ってんだけど、何故かこういう独りメシ系の行動にはそれほど抵抗が無いんだよなワシ。にしてもステーキ喰いたいと思って行く場所がファミレスってのが人生経験の限界やよね。いいけどさ。

えー、んでステーキですがね。こういうとこで喰う肉ってのはなんか旨いっすな。その理由が肉の質なのか焼き方なのか調味のコツなのか上に乗っかってるニンニクバタなのかはよう判らんが、ただ肉切って焼いただけの料理でも奥義秘儀はあるのだろう。あるいはこういうシチュエーションで喰うことそのものが原因なのかもしれまへんけどね。そんなんも含めて、料理ですから。はい。てことでごっそさん。しばらくはつつましい夕食メニューで過ごすことにしよう。うん。