ノブナガン

ノブナガン・12話。承前、シオさんは触手攻撃されてる真っ最中である。この手の作品にしては割とガッツリやってんだけど、なんかどっちかっつーと「面白い」ってな雰囲気がするのはシオさんの人徳によるものでしょうか。なんか作者がもともと「そういうの好きな人」らしいと聞いたが、まあいいや。先頭の苦手なハンターさんが弱音吐いて、「そない言うならお前がシオちゃんの代わりに戦艦型と戦うか?」とガンジーに諭されて、その次のカットが触手でアヘ顔のシオさん…という流れはなかなかひどい。いや頑張ってはりますねんけどね? シオさん。

てことでストーンフォレスト作戦の後編。このエリアだけでなく全世界的にジリ貧状況な中、それでも「遠い空から友人が応援する」というフラグ立てをもらっちゃシオさんも頑張らざるを得まい。不利なバランスの最初の突破口が、先述の「弱い人間」ハンターさんである、ってのもお約束。まあ諸々あってこっから逆襲じゃい、ってとこで…あれ、ジャック・ザ・リッパーさんの後ろに何故かナイチンゲールが居るんですか? してみるとこの兄ちゃん、ジャックとナイチン双方の子孫ってことかしらん。一人で二つの英雄遺伝子ってこと? さてねえ。

ハンターさんが解析した逆襲のキッカケ、侵略体のフェロモンの成分に「バートニウム」だの「硫化カーペンター」だのありましたがね。ホンマB級ハリウッド映画好きなのねえ。してみるとあの体液を浴びて侵略体のサーモヴィジョン(サーモじゃないけど)から消えたように見えていたシーンとか、あれもプレデター辺りのオマージュだったりするのかしらん。