キルラキル

キルラキル・5話。新キャラ、キナガセさん登場。極制服およびカムイを目の仇にして排除しようとする組織のプロっぽい人である。どうやらミキスギ先生と旧知の仲、というより同じ組織に属する者であるらしい。組織の名前がヌーディストビーチ…ってははあ、それで先生は何かと脱ぎたがるってワケっすな。服と人間は敵同士で判り合えぬというドグマを標榜する…とだけ書くとホンマにバカの所業だが、その服とやらが異常なパワーを持っているとなればそういう人間も出てこよう。なんかカエアンの聖衣とか思い出したりしましたけどね。

さて、てなワケで今回はお話の展開に関わるキャラや情報をメインに扱う回であり、本作にしては割と落ち着いた印象のお話。ってったってそこらのアニメに比べるとこれでも十二分にぶっ飛んだ話なんだけど、前々回があのヤタケタな盛り上がりで前回はあのバカ一辺倒の勢い、とまあそんなんでしたからまあ、しゃァないっちゃしゃァない。その説明とともに、今後も何度かあるだろうリューコさんと鮮血との関係性についての要素もあり。ここでまた出張ってくるのがマコちゃんですな。基本的にド天然の「空気読めない」キャラなんだけど、彼女のノルマであるバカ演説は「的外れだけど的を射ている」という、毎度なかなか面白い角度からの言辞になってるんすよね。次はどんな勘違い演説してくれんのか、ちょっと楽しみになってきてますよ。

今回の敵はののんさんとこの文化部メイン。園芸部・生物部・かるた部・落研と、流石文系だけあって割とアッサリ退場されましたな。かるた部に千早さんクラスのキャラが居てたら最強でもあっただろうか。落研の演題の首提灯・地獄八景は判るが、だが屋ってのは知らんなあ。江戸落語でそういうのがあるんかと思って検索してもよく判らない。あとあの字には折角だから勘亭流じゃなくて寄席文字でも使って欲しかったところだが…ま、攻撃方法もよう判らんようなトコでしたし、いいっすけどね。

キナガセさんに小西克幸。今までのキャスティング傾向からして多分そんなとこだろなーとか思ってたらそのまんまでした。ミシン型のニードルガンにボビン型の手榴弾装備、装備と経験と技量で人外の存在とも渡り合うというプロっぽいキャラがいいっすねえ。しかし「反制服ゲリラ」という呼称の語呂のよさよ。