●銀河機攻隊マジェスティックプリンス・22話。ゲート破壊大作戦である。イズルが旗艦でヒモ付きな状況であるが、リーダーとして皆を牽引するアサギを筆頭に、残ったザンネンたちはそれぞれ全力を尽くす。こういう展開だとアサギさんとかは、言い方悪いが前座として失敗するんと違うやろか、とか思ってたらキッチリその任を果たしてはったのでホッとする。無論これで話が終わってしまっては尺あまりなので、エネルギー兵器は無効であり実体兵器が必要ですよという仕掛けにはなってるけども…やっぱね。頑張ってはるアサギさんがヘマやらかすとか、そういうのってカワイソですもんね。
てことでまあ、そんな感じの話。ゲート前に立ちはだかるゆかなさんを巡る戦いとか、チームとしての各人の見せ場と役割分担が上手いこと割り振ってあるのは毎度ながら丁寧。ま、そのせいでゆかなさん「これでトドメよ…なにいっ！」の流れが連続しちゃったのはご愛嬌ではありますが。あとこの辺りの戦場趨勢の動かし方は、それなりに判りやすく構築してあって結構おもろかった。ゆかなさんを追うタマキというイレギュラーを逆利用して情勢を作ってゆく、とかね。
各人協力の末やっとこ倒されるゆかなさん。最後まで美しさ云々とスジ通して急かず慌てず退場してゆくという…うん、エエ中ボスやったのではなかろうか。身内のゴタゴタで死んじゃったラダ様に比べりゃ充分な見せ場よね。
さて次回以降は、一旦仕切りなおし（ちうか結構ピンチ）な状況を受けてイズルさんが出ざるを得んですよっちう段取りであろうか。そうなりゃなったでジアート兄さんが出てくるだろうし、まだまだ先は長そうっすねえ。実際ゲートが崩壊して万々歳という、そんなシメになるかどうかも怪しいとこっすしねえ。…ちうかイズルさん、もうアサギさんは「お兄ちゃん」呼ばわりがデフォルトなんだ…。
