ワタモテ

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!・7話。夏休み突入、日がな一日ゲームしてニコ動見てアニメしてのだらだら三昧のもこっちさんである。げっぷが出るまで自堕落でいても構わないという楽しさはよう判るし、それが何日も続いてくるとどんどん不安になってくるってのもまたよう判る。もこっちさんの場合は中途半端な行動実行力だけはあるので、生主にでもなったろかいと機器をいきなり購入し、でもいざとなると二の足踏んでそのまま放置する、というダメサイクルに陥るワケで。…「そもそも何を話したらいいんだ?」という台詞がその、実に彼女らしいっつーかある意味大物っつーか。いろんな意味で面白い。

後半は乙女ゲーの声優イヴェントに赴くの巻。こういうのはワシの知らない世界なので、へえーとか思いながら見てました。興味深い。女性アイドル(あるいは声優)と男性ファンの関係性と共通なところもあり、異なるところもあり。そして件の声優さんに鳥海浩輔。慣れたものな役柄とはいえ、それっぽい台詞連発オンステージんとこは素直に「プロってすげえなあ…」と感嘆しました。もこっちが興奮するのも何となく判るよ。うん判る。

あと今回は、ちうか今回も、家族とのカラミでなかなかに痛々しいところが多くてよろしい、んだか何だか。編集したえろ音声を母親に聞かれちゃうってのはシチュとして、例えば野郎のガキが深夜にこっそり起きだしてこっそり借りたAVをこっそり再生してるところをションベンに起きた父親に踏み込まれて微妙な目をされるとかそんな感じだろうか。例が何やら具体的なのは気にしないように。それと弟さんが過去の純粋だった姉弟の映像を見て深く塞ぎこみ、その後で姉のショボい花火をボーっと見せられる…という一連のシーンも何やら物悲しくてね。過去と現在の落差に涙するってのもあるが、そんなんとはまた別の次元で「ワシらって変化しつつ今を生きているんだなあ…プラスとかマイナスとかに関わらず」という、なんか妙に悟ったような雰囲気があってよろしかった。どうでもいいか。どうでもいいね!

あーあと、細かいアニメパロのギャグはワシでも判るネタが多くてバカだなあと思った。スタッフクレジット見るに、ドイルにキミョウにメンチ…それぞれコナンにキテレツにコロ助か。ひでえな! しかし「何度目だキテレツ」とか言うてたけど、キミョウじゃなくてそっちの単語使っていいんだ。ネタ的にもこっちさんちは静岡近辺とか、そういうことでしょうかね。