そらのおとしもの/空中ブランコ

そらのおとしもの・4話。ぱんつアニメ再び。冒頭「旅立ったぱんつが渡り鳥のリクツで戻ってきた」という状況から、ああもう今回もまた安心してバカ話に身を任せてエエのだな、と判る仕組みである。てことで、ぱんつ空を飛ぶの次はぱんつと爆発。うーん男の子のユメやね。使用してる単語だけはね。単語だけは。


今回こっちには「お話は暴走方向に行くのだろうな」っちう身構えがあるので第2話ほどの衝撃はない、のは確かだが…。それにしてもまあ、「見たぱんつが爆発する」というお題からの状況の転がし方がやはり尋常ではない。廊下のぱんつ飾りつけはまだしも、庭一面の装飾状況でついに降参した。何でトイレにギッチリ詰め込んでんだよ! お前それどうするつもりだったんだよ! というツッコミすらもはや虚しい。


今回のCG一発芸コーナーはぱんつロボ。…んー、正直「別に手描きでも良かったんじゃね?」って感じだけど、わざわざくっだらねえことやるのに意義がありそうなのでまあよし。しかしいちいち過去回想にからんでくるじいちゃんは一体何者なのだ。今後のネタに期待が持てることだ。とまあ、こんな話ばっかやってくれるとワシ個人的に満点なんだけど、次回はちとシリアス気味になりそうでんな。残念。


空中ブランコ・2話。櫻井さんは勃ちっぱなしなので困りましたの巻。あいッ変わらず凝った画面作りなのではあるが、…ははあ。これ、いっぺん「こういう絵面」と決めてしまってシリーズ全部押し通すってことなのな。主役は実写加工もアリ、脇役はアニメ絵のみ、モブは書割状の平面キャラ…というね。数話して慣れてきたら普通に感じるようになるか、それとも飽きるようになるか。さてと。


…とまあ、画面や演出はぶっ飛んでいるのだけれど、お話の構造自体はどうも薄い…ってェかこれ15分でもよくね? ってな内容なのは一話と同じ。上記の通りシナリオ以外の部分が濃厚なので間延びした感じはないけれど、それにしてももうちょっと、とは思った。小説原作らしいけど、これってもともとそうなんだろうか。それとも判りやすく翻案してんのかしら?


櫻井孝宏の演技は、声のほうも然りながらあの必死の顔芸がなかなかの気合。毎度々々結構楽しそうな声優仕事ではあるなあ。次回は三木眞兄さんのようだが…んーここで一発飯塚昭三とかですね、そういうゴツキャラとかも如何か? イケメンさんばっかでは飽きも来ようよ? ダメ?