量産型ぱそこん(あたりまえ)

●よそのオフィスにちょっとお邪魔して仕事する。職場によっていろいろと雰囲気も違うなあと思いつつパソを観察。その辺のノーパソの型番検索してみると、企業・法人向けの製品のようだ。

ちょっと面白いなーと思ったのは、そんなムチャクチャ古い製品ってワケでもないのに、一般のノーパソではもうあまり見なくなった端子規格がちょこちょこ装備されてるってこと。レガシーポートってんですか? あれ。マウスやキーボードとかの接続に使ってた丸い形のヤツ…ええと(検索中)PS/2とか、Dサブの形でアナログ映像端子に似てるけどピン数が15本も無い…ううんと(同上)RS-232とか、このパソが作られた時代でも「もうあんまし必要ないしノートみたいな限られた大きさのパソからは省いてよくね?」みたいなポートがちょいちょい実装してある。やっぱその辺、システム全体の取り回しが重くてデカくなりがちな企業向けの製品だと必要だったりすんだろうな。だいぶ前にピンチヒッター的に購入した我が三代目パソも企業向け製品だったと思うが、当時あまり気にしなかったけどアレもそんな傾向があったんじゃろか。

それにしてもこの、物指しで引っ張ったみたいなそっけない直線デザインよ。余計な意匠なんざ仕事の足しにもなりゃしねェ、とばかりに簡略化された割りきりが感じられますな。材質でさえちょっと安っぽいような感じがするよ。直線基調で量産性重視という、ワシのフェチ心ドストライクの形だなあ。性能的にはいろいろ足りないとこもあるんだろうが、純粋にデザインとしてこれ欲しくなっちゃったよ。知識や技量があればガワだけ買ってきて中身のっけかえ、とかできんのかな。