サイコパス

PSYCHO-PASS・13話。さてやっと復帰登場のアカネさんであるが、思いのほかというか案の定というか、友人惨殺の大きなショックをあまり残してはいない。どころか記憶探査によるマキシマさんモンタージュの精神ダメージさえあっという間に恢復である。こーなると何だ、アカネさんはアカネさんでちょっとアブノーマルな性質を持ってんじゃねーかという気がしてくることだ。つまり、マキシマさん側のお人ではないか/あるいはそう看做されてしまうのではないか、というね。まそれはもう少し先のことだろうが。

マキシマさんの案件は過去のある事件(コーガミさんたちの仇だ)と類似のものである。それはシビュラシステムから外れてしまうような、イレギュラーな人物を示唆している。しかしここでそのイレギュラーを公にするワケにはいかない…システムとは完璧だと「思われている」ことこそが重要だから…ということらしい。ううむ、何事も百パーってな事態は稀であるし、それらアノマリーな要素を何らかのバッファでやりくりしながらやってく、ってな方が健全で簡単だとは思いますけどね。完璧性の維持管理は大変なことよ? マジで。

あとは今後に響きそうな人間関係のネタバラシが一つ二つ。欽隆のとっつぁんがギノザさんのお父んだったってのも「ほほー、これはいろいろとネタのシコミ甲斐がありそうだ」とか思いますが、局長がどうやらマキシマさんと通じてるらしい、ってのはまためんどくさい話ではあるな。そういや外見的特長もなんか共通性があるし、何でしょう、血縁者とかそういうとこまでネタが及んだりするだろうか。

今回登場、件の局長さんに榊原良子新世界よりでも統括的で謎多き上司さん役やってましたけど、コッチの方が直接的に怖そうだな。