冬の市販食品

●寒い気候を偏愛するワシとしては、今の季節は至高である。そりゃ外出るのが億劫だったり炊事や洗濯がめんどくさかったりもするが、なんつーかこう…閉じこもり体質の人間としてはその、外が寒い状況下での篭城的あったかさの構築ってのが快感なのであるよ。これでシゴトがなきゃもっとエエのだがなあ! なあ!

昔に比べれば暮や正月でもコンビニなんかは開いてるし、二日三日ならちょっと気の利いた店なら初売りだし、ってことでそない食料に困ることもないのだけれど、なんかかんか買い込んで篭城に備えるというのがエエねん。それがエエねん。てな気持ちで年末購入したビニールパックの豚角煮で夕飯とする。レンジでチンして飯に乗せれば割と旨い。どこかほのかに大量生産品的なフレーバーがせんこともないのだけど、うんまあ無視できる程度のモノではあるな。

ズボラして暖めずに喰ったら、何となく缶詰の大和煮みたいな風情だった。まてよ、ほしたら大和煮をチンしたら豚の角煮っぽくなるのだろうか!? …ならんよなあ。改めて試す気力も起こらない。ま、缶詰大和煮っての、アレはアレで好きよ。