ガンダムAGE

機動戦士ガンダムAGE・12話。正月一日から放送とはなかなかの入れ込み具合である。ボンヤリしてたらいきなり録画モードが動き出したからちょっとビックリしたよ。てことで、諸々用事を済ませていざ出発しようとしたらシツコいおっさんに邪魔されるの巻。こないだまで主人公たちを追い回してたおっさんは実は軍用艦の艦長さんであり、それまでとは打って変わってなにやらデキる男っぽい演出に乗って登場する、と。艦長さん自らが先頭に立って「憲兵まがい」な行動をするものかねっちうモヤモヤはあるが、まあこれはキャラを立てるためには必要なことではあろうかしら。


宇宙に上がっての対面は読み合いメインの頭脳戦。ホンマは1話丸々眼下の敵とかそういう類のシナリオをやりたかったんだろうかなとか思ったりしたが、まあこの時間帯のアニメにはそぐわないのだろうか。UEが出てきてうやむやになりつつお互いに認め合って去ってゆく、という流れも悪くはないが、折角の上記読み合いバトルがちょっと喰い足りない感じはしたですね。フリットさんにニュータイプ、もといXラウンダーの片鱗が見えてくるっちう要素はまあ、それはそのうちってことで。…今回の話のシメ方をみるだに、ゆくゆくはユリンさんが望まざる敵として立ちはだかってくるっちうことになるのかな。さて。


能力半覚醒状態のフリットさんMSバトルは、それまでの直線的なビームアクションと比べて明らかに「お、確かにすごい戦闘能力だ」という感覚が出ててよろしかった。ビームサーベル投げつけてまでの一瞬三撃破、このテンポがよろしい。