えん魔くん

Dororonえん魔くん メ〜ラめら・2話。えん魔くんの人間界来訪の経緯、ではあるがまあ、基本的には妖怪バトルして雪子姫がハダカで触手に絡まれる話。それぞれ2回もあるという何だかよく判らないサーヴィスぶりであるが、要するにこのアニメが「そういうもの」だっちうこっちゃね。割と無責任で刹那的、目の前のえろやバトルを最優先しちゃうというお話/キャラってのはなかなか永井っぽくはある。全体的にゆるーい作りになってんのも、そういう点を賞玩するのによい助けとなってる、ような気がします。うん、エエように言い過ぎかも。


あいかわらずシツコい懐古ギャグはともかく(…いや、にしても「バッチグー」とか「ボヨヨンボヨヨン」とかは時代が違わんか?)、今回背景に特撮怪獣ネタが多かったのは何ゆえでしょうね。それも何だか妙にマイナーな…うん、ワシも半分以上判んなかったかもしれない。吹雪のシーンにバルダック星人とポール星人、汚れた海にヘドラ。鬼が島の周囲にタマネギが浮かんでたのはあれ、オニオンのつもりか? まいいや。


先週は石丸さんだったゲスト声優、今回の目玉は飯塚昭三でしょうな。野太い悪役声は流石にハマる。そしてセミレギュラーであろう閻魔大王、迫力とオトボケが共存するこのキャラには若本規夫。ま、手堅い大御所ですわな。それとダラキュラの役にクレジットが表示されてなかったけど、あれは梅津さん辺りの二役だったのかな。米たに監督は割と声優さんにレギュラー二役以上を振ったりすることが多いけど、今回もそのケがありますねえ。