たーみねーたー的なイメージで

●どうもワシにはアカン癖があって、いやそれはいくつもいくつもあるんだけれど、そのうちの一つに「うろたえると饒舌になる」ってのがある。すげえ嬉しかったりしてそうなったのならまだいいが、叱られたり失敗したりしてウロが来たりするともう、ヤバい。言わんでもいいことをわざわざ喋ってみたり、フォローのつもりで余計に状況をややこしくしてみたり、ああもうワシ死んでしまいたい、とか思う。


普段からそういう傾向は濃厚にあるんだけど、こういう場合は詐話的傾向がやたらに強くなりがちなのも困りもの。あーワシ今なに言ってんだろ、ダメだダメだあ、あああ言っちゃったまた益体も無いこと喋っちゃったよ、っちうね。21エモンゴンスケが、目の前の壊滅的状況を全部モンガーのせいにして嘘八百を並べ立てているように。トニたけのガンダムマンガで、キシリアさんの前でワケ判んないことになったシャアさんが延々と「ダム」について論じているように。あああああ、だ。


ワシはさっさと人間も電脳化してほしいと思っちょる人間なんすが、こういうケースにおいても痛烈にそう思うのよ。電脳内にて機能するアプリ構築したり適用したりしたら解決すんねん。直接脳内活動に介入せんでも、血中アドレナリン濃度とかをモニタしてそれがエライことになったら視界の右上辺りに「要らんこと喋んなよボケ」と太ゴチの点滅赤字で表示させるとかさ。そしたらワシも、今よりもうちょっとだけ上手いこと人生を渡ってゆけるようになると思うんだよなあ。