●若い頃仲間内で呑んでたりすると、酔っ払ってバカばっか喋ってるうちにいろいろ疑問が派生してきて「ああここにこの場所にグーグルがあったら便利なのに！」などと残念がったりしたものだが、今となってはケータイなりスマホなりモバイルなりで何とでもなるような状況である。ああ、便利な世の中になったねえ、とちょっと前の飲み会で言い合っていたのだが、トシとって付き合いの幅と機会が狭まっちまったワシはそもそも仲間内での呑み会自体が稀になってしまった。只管残念である。ままならねー。
●そんな便利な世の中ではあるが、それに慣れすぎちゃうとワケの判らんことやっちゃったりするのでワシはダメである。こないだふと自分のひい爺さんのことを思い出し、そういやワシがごく幼い頃にはまだ存命であり仕事もしてたっけな、あの頃のひい爺さんはあの川向かいの小屋で何の仕事してたんだっけ…と考えて無意識に検索エンジンに手を伸ばしかけた。ぐぐっても出てこないよそんなこと！
