●それでも町は廻っている・2話。…あー、もう、演出に割と慣れた。そこそこ凝ったアングルとか奇を衒ったようなカットインとかあるんだけど、もうそういうもんとして受け取ってます。あるいは1話に比べて作品の方が大人しくなってたのか？ まいいや。それにしても何だ、ムダによう動くなあ。特に初っ端辺りのへんは体の軸がブレてんじゃないのかってくらいフラフラと作画されてて、なんか楽しい。あと普段よりもトシコさんのちちが増量されてるような気がした。あとホトリさんも、ないちちだの揶揄されるほどの体型じゃござんせんでしたよ？ 十二分ですよ？ うん。
今回は基本的にキャラクタドリヴンな…というか、明確にこう！ ってな流れの薄いお話でして、とにかく各人が特定の状況下でどんなヘンなこと／言動をやらかすか、というのが楽しい。となるとそのキャラクタが問題になるのだけれど、いやあ、今んとこどいつもこいつもテンプレっぽくないオモロキャラでよろしいなあ。今回登場の警官さんも、ホトリさんと同じ土俵で争ってる大人気なさがよろしい。…千葉繁が「千葉繁」的な役をやってんのって割と久々に見たりしたですよ。あのトリガーハッピー気味なとっから見て、目ン玉つながりおまわりさんから類推のキャスティングかしら。
スジの薄さは上記の如くだが、間に挟まったしょーもないネタ群もまた妙に偏ってて楽しい、というかどうもワシ好みでワシ世代のネタ傾向のような気がする。普通アレだ、現役女子高生がバルカンサインとかAKIRAの冒頭台詞とかを口走ったりしません。…うん、どんどん楽しくなってきたぞワシ。よし。
