ストライク/学園黙示録

ストライクウィッチーズ2・3話。宮藤さん、リーネさん、ペリーヌさんの三人はとてもたるんどるので魔女のバアさんとこで特訓じゃい! の巻。てかこれまで魔女だウィッチだ言うてたけど、ホンマにホウキ乗った魔女が居てる世界だったのか。てことで鬼教官・アンナお婆さんとこにていろいろする話ですが、この方にも誰か元ネタの人がいらっしゃるんですかね。そして流石にアンナさんはぱんつじゃないものが丸見えではありませんでした。ふう、危うし危うし。


特訓内容にイマイチ必然性が無かったり、三人の課題クリアぶりがかなり簡単だったり、とお話の展開は少々ご都合主義に寄り気味だったけれど、そこら辺に重きを置いて見る作品でもなかろうしね。基本的にはドラえもんでホウキ乗ったしずちゃんが「サリーちゃんもメグちゃんも痛かったのかしら」っちう、アレの話。そしてペリーヌ・クロステルマンさんは前シーズンに引き続き「こすれちゃう」担当である。服装の都合上一番こすれにくいような気がするんですが、何でしょう、そういうお肌な人なんでしょうか。よう判りませんが。ええ。


ネウロイ来襲ってことでユニット装着して飛び立つ三人さん。毎度ながらこの作品の飛翔感は、個人的に妙な快感情を刺激するなあ。ああいう必要最小限のメカニズムで自在に空を飛ぶという、感覚に訴えかけてくる「危なっかしさ」がエエのかもしれない。ネウロイの後ろについて役割分担で攻勢をかけるシーンは、素直にフライトアクションゲームっぽいシチュエーションで面白かった。…今回のネウロイの元ネタは何だろうな。双胴のさらに外側にエンジンナセルっぽいものがあったけど。まいいや。


学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD・3話。学校より脱出を図るご一行に、何やらとってもめんどくさそうな腺病質先生が仲間入り。どうも彼と因縁のありそうなレイさんの離脱にくっついて、主人公のタカシさんも彼女に随伴する流れとなる。パーティから分断された彼らは集合地点に向け、無−免許バーイクではーしり出すーのでありました、というお話。


TVで全世界的災厄なるを知り、自然終結の可能性が薄いと結論付け、ゾンビたちがホンマに聴覚のみであるのを確かめ…という、この「イヴェント」のルールや前提条件の習得状況がいかにもパニック物っぽい。ゾンビ映画もそうだけど、ワシは何となく古典SF的な…そうねえ、「トリフィドの日」とかのような印象も持ったりした。ま、ワシがゾンビ映画に薄いから、ってのが大きいでしょうけどね。


どう見てもヤバい雰囲気の紫藤先生。こういう混乱状況下でガシガシと集団心理を掌握して最悪な指導者になる、とかそんなキャラっすよね。彼と生徒たちが合流するシーンでの「先生! 足首を挫きましたー!」「ならばあなたには生き残る価値はありませーん!」っちう、まあムリクリくっつけたような小芝居が実に味わい深くてよろしかった。周りがゾンビだらけのアブネエ状況で笑いながらゆっくり歩いてくるっちう大仰な描写も含め、先生のキャラを説明する上で充分な絵面でしたなあ。