オカルト学院

世紀末オカルト学院・3話。天狗じゃあ天狗の仕業じゃあってことで天狗探しのご一席、になるかと思われたが文明さんはでれでれデートの真っ最中である。一方のマヤさんはキッチリ天狗を追っていたものの危機的状況になり…ってとこで次回に続く。どうやら初回からチラチラ出てたモスマンっぽいモノが天狗の正体のようでんな。それにしても、アンタらオカルト者はUFOはオッケーなのに天狗は嘲笑の対象なのか。差別だ差別! あと、虫取り網で天狗捕獲に向かう花澤さんはあまりにも天狗さしである。


小林ゆうのおもろい姉ちゃん襲撃の恐怖を乗り越えたのち、文明さんは何故か食堂の看板娘と懇意になる。この茅原声の美風さん、気立てが良くてかわいくて申し分の無いお嬢さんなのだが、行動パターンにどうも謎がある。文明さんの未来人的勘違いにちょっと反応してたり、かなり過去の出来事を妙に鮮明に語ったり。ひょっとして彼女も時間を越えてきた者なのか? 文明さんへのアプローチが意図的なのかどうかも気になるが…さて。


今回は今までのようなカッ飛んだギャグは控えめだったけれど、文明さんのちょいとペーソス気味な描写とかあって、これはこれで。TVに出てる幼少の自分を見ての「あの頃に帰りたいなあ…って帰ってた!」っちう文明さんの台詞がヒネリもあり寂しさもありでおもろかった。ためらいつつ自分の家に電話をするも、楽しそうな声を聞いて思わず切ってしまい、電話ボックスの外にたたずむ文明さん。ここで一台車を通過させる、っちう演出が地味にエエ感じでした。日常の中の寂寥感よ。あとマヤさんのふともも。マヤさん立てひざポーズが多いんだよな…。うん、よし。