ヒーローマン

●HEROMAN・3話。侵攻してくるエイリアンたちをかいくぐり、ジョーイとサイはおばあちゃんの救出に向かう。エライ状況になってる中、おばあちゃんはなんも気付かずフツーに暮らしてました、っちうのはアリネタでんな。んでもって人間側の宇宙人迎撃手段が皆目ダメちんですよ、ってのも定番。日本ならば怪獣映画、アチラならば宇宙人来襲パニックモノ。エイブラムスが、アパッチが、F-22がポッコポコ爆発しちゃうのであーる。…んー、様式美やねェ。バンクの変身シーンはちゃんと待ってくれる敵の人、ってのもね。


一方のウィルたちは敵母円盤への侵入を図っている。ジョーイさんがカッコつけてヒーローしてんのが気に入らねェようだけれど、さて…それにしても彼のジョーイ少年への対抗意識はちと過剰であるように思われる。それとも単に、自分が一番であることへの自負と自身の表れなのかしらん。ジョーイへの台詞「ヒーローにでもなるつもりか!」を見るかぎり、やはりこの要素は作品に通底するものになりそうだ。


付き合わされてる陶山の人が災難ですが、まァある程度は自業自得。足引っ張るなり裏切るなり思わぬ勇気を見せるなり、お好きに。あと、一報が大統領に届いたときご自身はジョギング中、ってのに割と和む。執務以外の大統領といえばジョギングだよね、やっぱ。顔はオバマっちうよりコイズミって感じですけど。