吼える男

●ここしばらくは業務日程に割と余裕もあってよろしかったのだが、もう半月ほどしたらいきなり欠員複数名となることが明らかとなった。仮日程見せてもらったけど、この体制で業務開始して以来の地獄ロードにデスマーチっぽい代物でありましてな。…ううう、何とかしろ何とか! 一人でも二人でもいいから早急に補充人員を! さもなくばワシのダラダラとした休みが根こそぎ飛んでってしまーう! いーやーじゃー!


とまあそんなことを懸念してたら一つ隣の部署でウチの職員が大ポカやらかして、統括責任者が休日出勤で尻拭いの事態が発生。こちらも必死のお手伝いでありますが、これはヘタァすると問題度合いがでかくなりそうな雲行き風行き。ワシァ知ーらね、と言いたいが最悪こっちへのとばっちりも尋常じゃない可能性もあるなあ。内憂内患ですなあ。はっはっは。


…あーァめんどくせェなーもー! ワシはただただ安定してサボりたいだけなのです! (ダメ野郎)


●などと思いつつヘロヘロと仕事終わりの帰り道、駅ホームにてケータイ会話中のサラリーマンの人あり。見た目三十代程度で管理職クラスのお人っぽい。会話内容はよう判らんが、どうやら部下か同僚かが仕事でヘタこいたらしい。時間帯的に人もまばらなホーム上にて、半分泣きながら吼えたはんのね。「おーまーえーエエ加減にせえよー! どうにかなると思てんのかこれー! うーああああー!」


うん。まあ何だ。がんばれ。ワシにはなんにもできまへん。